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知っておきたい園芸知識


自然のサイクルを大切にした育てる園芸の基礎知識

育てる園芸は土づくりから始まります


■植物にとって土は住まいです。

良い土づくりは、花壇、鉢、プランターなどの中に、自然のサイクルをうまく取り入れ、植物にとって、快適な住まい環境をつくることが大切です。


■植物の根は土の中で呼吸し、水分、栄養分を吸収します。

良い土は空気と水が通りやすく(通気性・通水性)、さらに水もち(保水性)・栄養分を蓄えやすい(保肥性)を備えていなければなりません。


■団粒構造の土が理想です。


上の図は、土の拡大図です。団粒と団粒の間に根の呼吸に必要な酸素が入り、水をやるたびに新鮮な空気が送り込まれます。余分な水もすき間から抜ける団粒構造が理想です。単粒構造では水も空気も土の中にスムーズに入らず、根が窒息状態になります。


■園芸良品の培養土は、自然のサイクルを大切にした理想のブレンドです。

植物に合わせてそのまま使える育てる園芸良品の培養土は「花咲く培養土」・「花木の培養土」・「野菜の培養土」の3種。いずれも良質の赤玉土、バーク堆肥、クン炭など、8種にものぼる有機質が、園芸のプロの実績に基づく理想の配合になっています。寄せ植え、ハンギング、花壇作りにそのまま手軽に使え、初めての人にも失敗のない培養土です。


■植物の成長を左右するペー ハー(pH)

pHとは酸性、中性、アルカリ性などを示す数値です。土の酸性が強いと、根や株に養分がまわらず、植物は育ちません。植物は弱酸性(一部を除いて)を好みます。そのため、土が固くなってきたら土の入れ替えや補充が必要になります。


■土もリサイクルの時代です。

土が酸性化したり、硬くなって水はけや空気を通さない単粒構造になった場合、育てる園芸良品の土の改良材をおすすめします。天然堆肥を粒状にした「土のリサイクル材」と、卵の殻、牛ふんなどの有機微生物を配合した「土の活力剤」があります。いずれもふるい土に混ぜるだけで、ふかふかに甦ります。


■酸性土壌をかえる改良材

カルシウムたっぷりの卵の殻1,500個分(10kgの場合)を特殊加工した育てる園芸良品オリジナルの「オルガエッグ」も石灰に代わる優れた効き目の改良材として好評です。

肥料は目的を知って上手に使いましょう


■まず肥料の三要素を知る。

植物が光合成によって炭水化物を生産し生長するためには、チッ素、リン酸、カリの三要素が欠かせません。さらにカルシウム、マグネシウム、鉄などの微量要素も必要です。


チッ素(N)は葉肥、リン酸(P)は花肥、カリ(K)は根肥です。これらの成分は、土の中で不足しやすく、植物が最も必要とするものです。育てる園芸良品の肥料はN(5)、P(3)、K(1)といった表示をつけていますからお確かめください。


■肥料の種類と効き目。

肥料は一般的に、動植物性のものを有機肥料といい、化学合成で製造されたものを無機肥料といいます。そしてその効き目は次の3つに大別されます。

A緩効性の肥料
一度与えるとおだやかに効き続けるタイプの肥料。元肥や置肥に有効です。

B遅効性の肥料
与えて吸収するまである程度時間がかかり、その後ゆっくりと効いてゆくタイプ。主に有機の肥料で、元肥はもちろん寒肥にも有効です。

C速効性の肥料
与えるとすぐに効果が得られるる肥料で次々と花を咲かせたり、成長の早い植物に最適。液肥、置き肥はこのタイプで追肥として有効です。


■育てる園芸良品の肥料はこのようにお使いください。

植えつけ、植えかえの元肥

長く効くと定評のある「ミラクルボール」は元肥だけではなく、置き肥にも最適。また緩効性と遅効性を兼ね備えた粒状の肥料の「フローラマックB」も園芸家の間で実績の高い肥料です。

不足している栄養補給の追肥

すぐ効くと人気の液体肥料は、「そのまま使える液肥」と水でうすめる「液体肥料原液」と「有機入り原液」の2種類があります。 さらには微量要素入りの「活力肥料アンプル」も鉢やプランターに差し込むだけで栄養補給ができます。


有機主体の専用肥料

育てる園芸良品には用途に合わせて選べる「野菜の肥料」「花・植木・果物の肥料」「芝専用肥料」と最適なバランス専用肥料もあります。

花と実に抜群の肥料

もっと花を咲かせたい、実をつけたいという声に応えて自然界で唯一高いリン酸成分の姫コウモリのフンを原料とした肥料。醗酵油かすを配合したリン酸11%の「バットグアノ」と100%姫コウモリのフンのリン酸30%の高級肥料「王様の肥料」の2種類。その効き目をお確かめください。